この道はどう分類しているの?
「30km/h候補」「要確認」「対象外候補」を、どんな根拠でつけているかを説明します。
01. このサービスについて
本サービスは、警察庁が公表している2026年9月1日以降の道路交通ルールをもとに、公開地図データ(OpenStreetMap)に登録された道路の特徴を読み取り、その道路が30km/hの対象となる可能性を推定しています。
法律を推測しているのではなく、警察庁が示すルールに公開地図データを当てはめて推定しています。実際の最高速度を保証するものではありません。
02. 2026年9月1日から何が変わる?
中央線・車両通行帯・中央分離帯等がない一般道路(生活道路)の法定速度が、原則 60km/h から 30km/h に引き下げられました。
- ・道路標識・道路標示で最高速度が指定されている → その指定速度が優先
- ・指定がなく、中央線または車両通行帯がある → 今回の30km/h化の対象外
- ・指定がなく、構造や工作物で往復方向が分離されている → 対象外
- ・上記いずれにも当てはまらない一般道路 → 30km/h
03. 本サービスの判定フロー
公開地図データの情報を、上から順に確認します(実際の classify-road.ts と同じ順序です)。
1. 公開地図データに最高速度の情報がある?
→ ある場合はその速度を優先して表示(標識由来と確認できる場合のみ「指定最高速度」と表記)
2. 高速自動車国道・自動車専用道路・国道の主要道路(motorway / trunk 等)?
→ 対象外候補
3. 中央線・車両通行帯・往復分離を示す情報がある?(3車線以上を含む)
→ 対象外候補
4. 国道・県道級の幹線道路(primary / secondary)?
→ 中央線等がある可能性が高いと推定し、対象外候補
5. 比較的交通量の多い道路(tertiary)?
→ 要確認
6. 住宅地の道路(residential)/生活道路(living_street)で、中央線・車両通行帯を示す情報がない?
→ 30km/h候補
7. それ以外の一般道路(unclassified / track など)で情報が不足?
→ 要確認
04. 3つの分類
警察庁の条件に照らして、30km/h法定速度の対象となる可能性がある道路。多くは、公開地図データ上で指定最高速度・中央線・車両通行帯を示す情報が確認できない住宅地の道路です。
公開地図データだけでは、分類に必要な道路条件を十分に確認できない道路。現地に中央線・車両通行帯・速度標識等が存在する可能性があります。
中央線・車両通行帯・往復方向の分離・30km/hを超える指定速度など、今回の30km/h法定速度変更の対象外となる可能性が高い条件が確認された道路。
05. なぜ「候補」なの?
警察庁のルールそのものではなく、そのルールへ当てはめる道路情報として OpenStreetMap 等の公開地図データを利用しています。公開地図データは、現地の最新状況と異なる場合があります(中央線が引かれていても未登録、など)。
そのため「30km/h」ではなく「30km/h候補」、「対象外」ではなく「対象外候補」と表示しています。実際の最高速度は、必ず現地の道路標識・道路標示をご確認ください。
06. 使用しているデータ
- 法制度・判定基準
- 警察庁 公表情報/道路交通法施行令 等
- 道路形状・道路属性
- OpenStreetMap
- 背景地図・住所検索
- 国土地理院
OpenStreetMap は利用者によって整備される公開地図データで、その完全性・最新性を保証するものではありません。中央線・車両通行帯・幅員などの情報は、日本国内では登録されていない道路が大多数です。本サービスは「情報が無いこと」を「現地に存在しないこと」とは断定しません。